イギリス旅行5日目

通常通り朝7時に起床。暗い。

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朝食付きだったので支度をし、下のレストランへ。

他に1人だけおじさんが朝食をとっていたけど入れ違いで私1人だった。

イケメンの店員さんが「Good morning」と素敵に挨拶してくれ朝食を選ぶ。

フルイングリッシュブレークファーストは量が多そうだから少し少ないライトブレックファーストを注文。

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イギリス来て初のイングリッシュブレークファースト!+紅茶。

トースト、ベーコン、たまご(焼き方選べたのでポーチドエッグにしてもらいました)、マッシュルーム、焼きトマト、ブラックプティング、フルだとビーンズとかつくみたいです。

で、とっても美味しい〜〜!!特にマッシュルームが美味しくて美味しくて、実は私マッシュルーム嫌いだったのですがここに来て美味しさに感動し好きになりました。この右上のブラックプティング、日本人の口にはあわないと言われていて簡単に言うと動物の血(豚が多いのかな)で固めたソーセージ的なものだと思います。私は知らなかったのでブラウニーだ!やった!とか思いながら食べてびっくりしました、食べられなくはないですが1個でいいです(笑)

イケメンの店員さんが作ってくれたからより美味しく感じました。

終始にやにやしながら食べていて終わった後お皿を下げてくれる際「How was it?」と聞かれ「グッド〜〜!」と答える(笑)

 

ご飯を終えウィンザー、イートンに。

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駅の通りにあった可愛いアリスのお店。

まず駅の方へ行き、そのままウィンザー城へ。

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ウィンザー城の外壁、立派です。

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近くにあった教会。

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かわいいポスト。

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ウィンザー城に続いているロングストリート。

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街で馬が歩いていました、すごい。

ウィンザー城の見学は10時からのためまた戻ります。

とりあえずホテルの方に行きそこから真っ直ぐ歩くとイートン校周辺。

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道案内の標識すらかわいい。

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イートン通りはイートン校の制服や教科書?などが売ってました。燕尾服かっこいい。カラフルなパンツもあるけど(笑)

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イートンカレッジのひとつ。正直広すぎてどこがどうなっているのか分からない、1つの街みたいです。

イートン生いないかな〜と周りをうろうろしていると

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おぉ〜!いました!燕尾服!素敵!

と授業の移動時間だったのかたくさんのイートン生が出てきました。

足が長くて制服が完璧に似合ってる子がたくさんいて王子様のようです。(というか王子だよね)すれ違いに間近でみた生徒は絵本から出てきてしまった王子様にみえました、すごい(嬉)見に来てよかった、目の保養だ〜!

 

一度チェックアウトしにホテルに戻る。

一旦部屋で情報収集&携帯の充電をする、イートン校の見学は駅のインフォメーションセンターで受け付けているそう。ただ、工事中でやっていないとガイドブックにはあったが冬か来年には終わるようなことも書いてあったのでダメ元で行く。

荷物を持ちながらの観光は大変なのでチェックアウトの時に、荷物預けてもらえますか?と朝からずっといるイケメン店員さんに聞いたら「もちろん!こっちに置いておくね」と笑顔で答えてくれた。(まぶしい〜!)

 

荷物を預けいざウィンザー城観光へ。(やっと観光客ぽくなってきた)

開館時間になったのでチケットを買う、残念ながらステートアパートメントは入れなかったので£10くらい。

ウィンザー城は今も現役で使われているお城なのでセキュリティーチェックが空港みたいに厳しめ。そこを通過し音声ガイドを借りる。有り難いことに日本語もあります。それを使い城の案内・解説を聞きながら写真を撮りまくる。

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城の入り口。

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門、とても立派です。

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礼拝堂の入り口。(ここの中は撮影禁止エリアです)

生粋の日本人なので馴染みのない礼拝堂、中は神秘的でステンドガラスや細かな壁の装飾が美しく昔の人の職人魂を垣間見れすごいなぁ〜と感嘆してしまいました。あの天井はいつまでも見てられそう。教会でミサとか聞いてみたいな。

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天気も晴れていてお城観光日和。

ステートアパートメントには入れませんでしたが、メアリーの人形館には入りました。お家のミニチュアや人形がたくさん飾ってあるのですがそのレベルの高さ!これが王室か!と思うくらいすご〜く細かくて本物にスモールライトを当てたような完成度の高さは必見です。人形のお洋服なんかもこれが人形用!?と思いました。高級感が溢れ出ています。

ウィンザー城を大体2、3時間見学しお土産で衛兵の格好をしたクマのキーホルダーを購入、キーホルダーなんて滅多に買わないのに可愛さに負けました。ミニチュアのティーカップやティーポットなども可愛くて欲しくなったのですがあまり雑貨を買わないので手が出せませんでした。(割れちゃいそうだしね)

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ウィンザー城の中には衛兵さんがお仕事していました。勤務中は笑ってはいけない仕事なんて私には絶対出来ないです。赤い制服のイメージがありますが、冬だからか紺のコートを着ています。これはこれでかっこいいです。たまに行進していてビックリしたのですがどんなタイミングでしていたのだろう?

のんびりと一通り城の観光をし、城を出た。イギリスでの唯一の城観光で楽しかったです。衛兵交代はやっていなかったので次回はその時期を狙っていこうと思います。

ちなみにウィンザー城のチケットは1年間フリーパスになるみたいです。

 

そこからイートン校の見学が出来るかどうか聞くために駅のインフォメーションセンターに行く。「イートン校の見学ってあります?」と聞くと「ノー」と言われがっくし。あまり期待はしていなかったのですがやはり見てみたかったです。まぁ生徒は見れたので結構満足していたのですが。

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確か図書室だった気がします。

駅からホテルを通り過ぎ、イートン通りを歩く。1人のいいところは同じ場所に何度行っても文句を言う人がいない自由度ですね〜(笑)

たくさん歩いてお腹がすいたので昼食。

昨晩からお肉不足だったのでお肉が食べたい!安く!と通りをうろうろ。ホテルがレストランだったのでそこに入るのが楽だったのかもしれないけどパブに入りたいんですね。(安いし)だいぶ迷いに迷って通りにあったパブに入る。あんまりお客がいなく気が楽になった。店員のお姉さん、客が来るまで飲み物飲みながら携帯をいじってます(笑)

メニューを見てお肉料理っぽいものを注文!

テレビを見ながら待っていると

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!?私の期待をどんどん裏切っていくスタイル(笑)お肉とマッシュポテトと書いてあったような...?

食べてみると上のが分厚いソーセージで下にマッシュポテト、グレービーソースといった感じ。美味しいけど!足りない(笑)

イギリス料理で私の頭の中で思い描く料理が一致することは果たしてあるのだろうか...と一抹の不安を抱えつつ食べる。海外全般そんな感じですかね。

しかも店員さん、無愛想でまさに海外の客対応!という感じで嬉しく感じた(笑)

 

ご飯を食べ終わって2時頃。

そろそろ次の滞在地に向かわなくては...とホテルに荷物を取りに行く。まだイケメンのお兄さんがいて(朝からご苦労様です)、私を見るとすぐ荷物を渡しにきてくれました。すっかりお兄さんの虜になっていた私は「センキュー(涙)」とここを離れるのが寂しくなってしまいすぐに去ろう!とバッと受付を離れると従業員かお客さんなのか分からないダンディーな叔父さんに「楽しい旅を!」と言ってくれるもんだから泣きそうになるのをこらえつつホテルを出た。

会話をたくさんしたわけでもないが、異様にウィンザー&イートンが気に入ってしまい本当に帰りたくなくて駅に向かう途中何度涙をこらえたことか。電車を待っている間も言いようの無い切なさを感じてました。 

 

次はロンドンに行く予定だったのですが全然行き方を調べておらず、ロンドンなんて...と半分自暴自棄になる。(ミュージカルを予約していたので行きましたが)

最初リバーサイド駅に行ったが分からなかったためまたセントラル駅に行き、駅員さんに「大英博物館あたりに行きたいんですけど」と聞きパディントン駅から地下鉄乗りなと言われたので結局行きと同じようにロンドンに向かいました。

電車にのるときおじさんが「May I help you?」と荷物を持ってくれました、イギリス紳士だ!と思いテンションが少しあがる。

パディントン駅までの切符を買えばよかったのですが駅名が出てこず(ロンドン・パディントン駅と探しておらずパディントンで探してしまいました)スラウ駅まで買ってまた切符を買い駅隣接の売店兼カフェでキャドバリーのチョコ(やっと買いました)とバクストン(土地の名前です、最初ここでのライブに行こうか悩んでいました)の水を購入。チョコレートはわたパチのパチパチとキャラメルが入っていて美味しい&甘い! 

 

さて、パディントン駅までは特に問題はなかったのですがその後初のアンダーグラウンド!(地下鉄になります)切符は同じで行き先さえ分かれば購入できるのですが乗り換えが全く分からなかったのです!しかも、ロンドンの地下鉄はエスカレーターが少なく(私が寄った駅だけでしょうか)重たいキャリケースを担ぎながら地下に潜ったり地上にあがったり...実際地下鉄で間違えて反対方向に乗り、反対だと思ってたら実はあってたりプラットフォームが分からなかったり(地下鉄はプラットフォームが決まってたのですが私は混乱してしまいました)駅員さんに聞きまくって乗り換えの場所などは理解しても身も心も疲労困憊。当たり前ですがロンドン、人が多いです。

荷物は重いし、でもたまに持ってくれる優しい紳士がいて救われるし、でもでも重くてロンドン市民にぶつけまくって(わざとじゃないんです、すみません)冬なのに汗だらだらかきましたね!(泣)

2時間くらい彷徨っていました(笑)ちなみにパディントン駅から大英博物館の最寄り駅トッテムハムコートロード駅は15分ほどでつくはずなんです。いや〜電車で迷ったのは久しぶりでしたね!ウィンザーを出た時とはまた別の気持ちで泣きそうでした。

泣いている暇もなくミュージカルが19時半スタートのため、ミュージカルには間に合うのか!?ホテルはすぐ見つかるのだろうか!?と焦りの気持ちでいっぱい。

地上にあがり駅からでると(こ、これがロンドンッ...!)目の前に大きなシアター、人、人、人!ちょうど夕方17時過ぎくらいだったので皆さんお仕事帰りなのか駅付近はとても混雑していました。今まで平和すぎたのでここら辺で気を引き締める。

幸いにもホテルは目の前にあってすぐチェックインできました。

部屋についた瞬間「あっつ〜い!!つかれたー!!」と叫びながら服を脱ぎ捨てベッドに倒れ込みたい気持ちを抑えつつミュージカルに30分前には行かなきゃいけなかったので、まず最寄り駅とマップの確認。残念ながらここのホテルだけWi-Fiが有料だったのですが、正直ロンドンはガイドブックで事足りると思ったので使用せず。(ホテル代高かったんですがね〜)

劇場はピカデリーサーカス駅付近。トッテムハムコートロード駅からは2駅分くらい。このくらいなら歩けるのでは??とまたも野望が出てしまい、地下鉄迷ったのであまり乗りたくないし暑いから風を浴びよう!と歩いて向かうことにした。

まぁ1時間半くらいあるから余裕だろ!とロンドンのへそ、ピカデリーサーカス駅に向かう。そして本当に近かった、歩いて15、20分かからないくらい。やはりロンドンは都会である、街がキラキラしていた。

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ピカデリーサーカス駅周辺の大きな液晶。(真っ暗!(笑))

有名なエロスの像は周りが囲われていて少し残念だった。(座れないじゃん!)この日は暗かったのと人がすごかったので写真は撮らずに素通り。

駅にはついたがそこから劇場を探す。そのミュージカル専用の劇場だからすごい。

ロンドンは都会なので街のマップがすごく多い!なのですぐ見つかりました。ガイドブックはほとんど持ち歩かず開きもせずだったので本当助かる。(ガイドブック開くの面倒ですよね)日本でもよく歩くのですが街のマップは私にとって無くてはならないですね...

開場までまだ時間がある!とのことだったので夕飯がてらカフェでご飯。と言ってもサンドウィッチとチョコフラッペですが。チョコフラッペを頼んだら店員さんに「え?冷たいよ?寒いのに飲むの?」と聞かれずっと暑い私は「冷たいのでいいんです!」という感じで注文。店員さん同士でも「えっフラッペ??寒いのに?(笑)」とすごく笑いながら作ってくれました。なんだか恥ずかしくなるが負けてはならない、笑いを提供できたと考える。席についてサンドウィッチを食べ、フラッペも飲み干しました。飲み終わったら寒くなりましたがクールダウンできてよかったです(笑)

 

開場30分前になったので劇場に向かう。

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この日は事前に日本からチケットを取っていました、私の好きなミュージカルの1つオペラ座の怪人です!そしてオペラ座専用のシアター”ハーマジェスティーズシアター”!!女王陛下の劇場という名にふさわしすぎる豪華な劇場で私の期待値もだだ上がり。

中へ入ると軽いセキュリティチェック(バックの中を見せるだけ)、自分は2階席のロイヤルサークルという結構いい席をとったので2階ロビーへ。ロビーでは売店がありお酒やお菓子なんかが販売されていて皆さん優雅にお酒を嗜んでおられました。(羨ましい)

周りがぞろぞろと劇場内に入って行ったのでくっついていく。中にはいって中世ヨーロッパな装飾で、本物のオペラ座ってこんな感じなのかなと思わせる。雰囲気がすごい。

平日の夜でも人はたくさん入っていてほぼ満席だったと思う。私の隣は1席空いていて途中隣にいたアジア系の人に詰めてほしい的なことを言われ承諾し感謝された、お友達1人が通路越しの席だったみたい。

本場ではミュージカルは映画感覚なのか家族で来ている人達、お菓子やお酒を飲んで結構わいわいしていた。そんな中通常通り周りを見渡しながらそわそわしている私。

時間になりミュージカルが始まる。

私の大好きなオペラ座の怪人がイギリスロンドンのウェストエンドミュージカルで見られるなんて夢のようでとても興奮してました。英語で何を言ってるのかさっぱりでしたが(内容は知っているので問題はない!)、シャンデリアが目の前で落ちて、ファントムの声があちこちから聞こえてきて、支配人達が愉快で、マスカレードはとても華やかで......3時間があっという間でした。

合間の休憩でハーゲンダッツを売っていて観客の人達結構買ってた。(次回があれば挑戦してみようと思う)フラッペ飲んでいる私とあまり変わらないのでは?

物販ではパンフレットのセットのような物にバラがついていてなかなかにユニーク。私は何も買ってないけどちょっとファントムの仮面がほしかった。

興奮しまくりで劇場を出る。

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外で記念写真を撮ろうとしているカップルがいたので声をかけ協力した、テンション高くないとできない(笑)

 

夜11時近かったけどロンドンの熱気は夕方よりも増していて、外もイルミネーションで明るかった。私は天にも昇る心地でホテルまで歩いた。ホテルについてからも歌を歌いながらシャワーを浴び、次の日の朝が早いにも関わらず興奮しっぱなしだったのでガイドブックとよく分からないテレビで笑いながらいつの間にか寝ていました。

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