アイルランド旅行2月編
こんにちは。今週のダブリンはニュース記事になるくらいの夏日、快晴らしく日中は長袖を着ていると暑く感じます。先日久しぶりに半袖で外を歩きました。日焼けがこわい。
アイルランドの旅行記ですが、1月は特筆すべき事がないため飛んで2月です。
ゴールウェイ(Galway)
アイルランド西部、音楽と学生の街ゴールウェイにやっとの思いでたちました 。
当初ダブリンではなくゴールウェイに滞在するつもりで考えていて、学校をダブリンに決めた後でも終わったら移り住もうと思っていたくらいでどうしても行きたかった街です。
急に思い立った訳はまぁこんな感じなんですけど、端的に言うともう資金もないし日本に帰る前にとりあえず行っとくか!最後の旅行だ!って気持ちで2泊3日(木・金・土)してきました。
ダブリンからゴールウェイの行き方は何個かあり、今回一番安かったバス・エーランを使いました。基本的に電車(Irish rail)かバス(City link/go bus.ie/Bus Eireann Express way)かなぁと思います。
Student Returnで調べた結果、irish rail:€23/City link:€21/go bus:€21/Bus Eireann:€18.04でした。ネットで検索し予約したので直接だともう少し高くなるところもあると思います。バス・エーランが安いのは多分直行ではないからだと思います。その中でも快速と各駅的なものがあり30分くらい快速が早く着くはずです。
今回は観光名所等は特に行った訳でもなくパブ探しの旅をしました。
まず1日目。
着いて街の賑やかさにビックリする。ダブリンより全然小さいのですがバスキングしている人達をよく見かけます。狭いから密集してるのかな、最高ですね。心なしか若者も多い気もします。さすが学生の街(先入観かな)
初日、最初に行ったパブ”TAAFFES”です。ライブ演奏が始まる頃に行ったのでまだ店内はそこまで混雑していませんでしたが、徐々に混み始めます。
隣に座っていたおばさんとちょっとお話。アメリカから私と同じぐらいの時期にこちらにうつってきたそう。語学学校の先生をやっていて退職して1年くらいのんびりしようとアイルランドへ。すごくいい国ですよね、なんていいながら一緒に音楽を聴いてました。それにしても語学学校の先生に英語を褒められると嬉しい。
初日2件目はこちら”Tig Coili”(文字の出し方が分からない...)、上のパブの歩いてすぐ向かいぐらいにあります。この店の赤さがアイリッシュパブっぽくていい。
私が行った時は店は満員状態でわちゃわちゃしてました(笑)たまらなくアイリッシュパブ感を感じつつ2杯目の7upを頼み演奏者の近くでライブを楽しむ。少ししてから演奏がひとまず終了になってしまったので(一晩に2回わけて演奏を行っているところが多いです。お夕飯タイムかな(笑))少し物足りない気持ちで店から出ました。
ホステルに帰る前にちょっと街を歩いていて、若くて綺麗なお姉ちゃん方2人組(北欧っぽい)に一緒にどっかで飲みませんか...?って声かけられたけど耐性なさすぎてごめんなさい!!ってホステルに戻りました。すごく勇気だして声をかけてくれた感じだったのに、本当にもったい、、申し訳ないことをした。ちょっと後悔。
2日目。街ブラをしました。
メインストリートにある楽器屋さんです。楽器ひけないけど見るだけでも楽しいですね。アイルランドならではの品揃えって感じがします。
ゴールウェイはクラダリング発祥の地です。今回購入しませんでしたが次は...買おうかなぁ…(笑)
遺跡があるショッピングセンター、エアスクエアセンターの中にタルト屋さんを見つけたのでアップルパイを購入。おいしい。
ゴールウェイ大聖堂、たくさんの人が出てきて道がとても混んでました。
有名なスパニッシュ・アーチ
街にある銅像におじいさんが演奏してました。よく見るとスプーン2つで音をならしてました、なんだかイカすね。
お昼はMcCambridge's のGalway girlっていうハムにチーズに甘めの(ベリーだったかな...)ソースがかかったサンドイッチを食べました。うまい。
この日の1件目はバス・ステーション近くの”Tigh Fox”
意外とバウロンって(写真左の打楽器)いる頻度が少ない気がするのは私だけでしょうか。やっぱり打楽器が入ると楽しさもあがる。
もう一杯頼んで飲み終わったら次のパブに行くかと思った矢先にアイリッシュに捕まる。カウンターで一緒に乾杯して一杯コーラ奢ってもらいました(笑)徐々に話の流れがイヤな方向になってきたので飲み終えてさよなら〜。
2件目は前日のリベンジでまた”Tig Coili”へ!店内の雰囲気、最高じゃないですか...。
昨日と同じ席をゲットし演奏を聴きながらのんびり周りの雑踏にまぎれる。目の前にいたイギリス人のおじいちゃんとやたらテンションの高いアメリカ人の兄ちゃんと話す。イギリス人のおじいちゃんに”2人で来たの?”って聞かれて2人で”今あったばかりだよ!!(笑)”
アメリカ人の彼はみんなにアメリカンアクセントが分かり辛いと言われ話すのに苦労してました。英語が母国語じゃない私の方が両方の意味が分かるという謎空間。まぁ学校ではアメリカ英語を勉強してますもんね。そしてこの兄ちゃん、アイリッシュ音楽が好きで観光しにきた!とのこと。
演奏が終わり、スーパーへご飯を買いホステルに向かう途中アメリカ人の兄ちゃんに偶然ばったり(街が小さいからすれ違う人皆同じって感じ)。話を聞くとこの後行くパブが同じところだったのでじゃあ後で!と別れを告げホステルへ。
3件目”The Crane Bar”、伝統音楽を聴きたいならここ!とホステルの受付の兄ちゃんも地球の歩き方にものってる有名なパブです。演奏が9時半からでちょっと遅めなのと市内から少し歩きますので夜道には気をつけましょうね。
店内に入ると席がないくらいの盛り上がり。金曜日だったしね。さっきのアメリカ人の兄ちゃんを発見したので一緒に飲む事に。兄ちゃんが楽器を弾くらしく、仕事をやめてホリデーできたそう。何してたのか聞くと口をごもらせて、お金はたくさん貰えるけどよくない仕事でね〜と闇のある話をしてたので私もあんまりつっこめず(笑)後は日本の話したりとか音楽の話をちょこちょこしました。
時間も早かったからか、演奏者が2人でフィドルとイリアン・パイプスでした。イリアン・パイプスは中々みれないので興味深かったです。
23時ぐらいには帰る予定だったので兄ちゃんと一緒に出て市内に向かいつつおしゃべり。彼は打楽器がいる!踊りたりない!!と他のパブに行ったので見送り帰宅。
一夜限りの出会いって感じでパブは本当に面白いですね。
3日目は夕方までまたも街ブラ。
毎週土曜の朝からマーケットをしているみたいです。
お魚から果物、絵画等なんでも売ってました。私もシュガードーナツや南米の料理を食べたりしました。日本食もありましたよ!
ラグビーの試合があったのでパブで観戦しよう!と意気込んでいたもののこの日に限って試合がお休みでした(笑)
このままバスターミナルに行き黄昏、程好い疲労感の中ダブリンに戻りました。
今回の突発ゴールウェイ旅行は下調べも特にせずでしたが沢山楽しめました。パブしか行かないだろうなと思ってましたけど本当にパブばっかでした(笑)早く夜になんないかな〜って思ってましたし。
初ホステル利用でしたが案外平気でした。まぁ居心地のよさはやっぱりホテルとかですけど安いし寝るだけだったので困らなかったです。
パブ探しにこのサイトと雰囲気よさそうなところに入ったりしました。数そんな行けてないですけどどこも音楽は最高です。音楽好きなら絶対西部です。
きっとゴールウェイに来てなかったら本来こっちに来た意味を忘れてたし、そのアドバイスを下さった方にただただ感謝です。これで日本に帰国しても後悔はないな、と帰ってから思えたので本当に行けてよかったです。
私はまだ、アイリッシュ音楽が好きだと再確認でき、今まで以上に音楽に触れたいと思えた旅でした。