アイルランド旅行5月編〜エニス1日目〜

 1年前にいたアイルランドのことを書きます。もう備忘録ではなく回顧録になります...。

 

4月はオランダに行ったのでアイルランド観光をすっ飛ばし 皐月。

陽も延びてアイルランドはベストシーズン! 

この為にアイルランドに来たと言っても過言ではない、旅行の為にせっせと働いてました。

 

仲良くしてくださった日本人のお友達が日本に帰国される為別れを惜しみつつ私は1週間程アイルランド西部エニスにおりました。

 

バスに揺られること約4時間。料金とか調べたメモ帳をアイルランドでなくしてしまったのですが多分Dublin coachを利用したかと思います。今回は西部周遊した為片道です。

さすがに長時間バスだったのでトイレあるだろうと思っていたらありませんでして、本気で漏らすかと思いました。バスエーランとかだとあるんだろうけどねぇ。

 

膀胱が爆発する寸前、お昼過ぎくらいに到着致しました。

私が一番来たかった町!エニスEnnis!!

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バス停からすぐに観光案内所があったのでトイレに駆け込みました。助かった...。

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ビジターセンターの中に日本語で”ようこそ いらっしゃいました”って書いてあり日本人観光客の多さを感じる。

 

まずは荷物を置くためにホステルに向かいます。と、言っても本当に小さい町なので歩いて10分しないくらいでホステル到着。多分この町でホステルと言ったらここしかない気がします。

私は女性専用の部屋だったので比較的快適に過ごせました。

 

私がこの時期に来たのは5月に行われる”Fleadh Nua”にどうしても日本にいる時から来たくて!

町はお祭り状態という程ではないですが、フェスティバル期間中は毎日色々なプログラムがあり、昼夜関係なくパブやら色んなところから音楽が聴こえてきます。

ああ、ここが私が求めていた場所か...。と着いた瞬間に思いました。

プログラムがのってる案内冊子をもらい町をまわります。

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観光案内所?らしき場所、おもちゃみたいで可愛い。

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街のあらゆるところに音楽があって楽しい。

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音楽ショップすらも可愛い。中はこじんまりとしてていい感じ。

 

教会の方に向かいそこの近くにあるコミュニティセンターのようなところでセッションを行っているとのことで向かうことに。

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あ〜この感じいいね、いいよ〜!!和やか〜。

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地元の人からこのフェスティバルに参加してる色んな国の人達が皆でのんびりセッションをしてました。浄化されまくる。ここでもう感動して、アイルランド来てよかった〜ってうるうるしてしまった。

 

セッションが終わり、小腹がすいたので通りにあるカフェでお茶。

パンケーキに抹茶というものがあり、店員さん曰く生地に抹茶を練り込んでるとのことでそちらを頂く。

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抹茶感弱いけどおいしい(笑)店員のお兄ちゃん、いい人だった。

 

カフェでだらだらして道を覚えるために歩いたりなんとなくスーパー寄ったりして陽が若干落ちてきた頃にパブへ!!

どこもかしこもセッションしてるからどこに行こうと迷えるのがもう最高。

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好き(笑)

 

エニスで最初に寄ったパブ”Brogans”。

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夕方くらいだったけど結構がやついてました。

ここで夕飯を食べます。

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アイルランドにきてからスープ大好きになったのでクラムチャウダーです!味はしっかりめですごく美味しかった〜。具も大きいのが満腹感でていいですね。

演奏している周りは人だかりがすごかったですが、みんな音楽すきなんだなぁ〜ってなんだか嬉しくなっちゃいます。

 

夕食後音楽を楽しんでから次のパブ”Old ground Hotel”に併設されているパブ”Poet's Corner”に寄ります。

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ホテルのパブは広々としていてゆったり出来ますね。

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若いお兄ちゃん3人組が演奏をしていました。トラディショナルな演奏に現代っぽいアレンジもいれててかっこよかったです。サックスとか意外とあうんだなぁ。

 

夜も更けてきて次は”Faffa Considine's” へ。

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こじんまりとしてるパブだけどシンプルな感じがまたgood!

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ここではこの界隈では有名(だった気がする、笑)なイーリアンパイプスとアコーディオンのセッション。かっこよすぎてしびれてしまう。

 

このフェスティバル、街自体が小さいのでパブをはしごしているとあ、この人さっきもいたなと遭遇率が大分高い。

この最後に行ったパブでティンホイッスルを持ったドイツ人女性2人組と少し喋ったけどホステルに戻ったらまさかの同室だった(笑)

ドイツ人に意外とアイリッシュ音楽は人気なのかもしれないなぁ思いつつ、なんだか礼儀を知らない日本人もみてちょっともやもやしたりもしました。

 

ちなみに私が礼儀を知らない日本人だと思った人は、プログラムに名指しで入ってるセッションに無理矢理入ってきた人をみたからです。

楽器もってる人はみんなでセッションという雰囲気ではなく、確実にお客さんは彼らのセッションを見に来てたのに前を陣取って演奏もやはりついていけないから結局弾かず近くで聞いてるだけでなんだかなぁ、と。

あくまでゲストの立場だと、端であわせたいからちょろっとひくとかなら分かるんだけど、やはりあの場違い感は否めなかった。演奏者も小声で誰この人みたいに言ってたよ。

 

愚痴っぽくなってしまったけど、みんなアイリッシュ音楽が好きで演奏を楽しみにしてる人、セッションをしたい人それぞれあるけどその土地の礼儀とやり方、場所を考えて楽しんでほしいと思いました。

 

でも演奏は期待を上回るものばかりで興奮冷め止まぬままエニスでの1日目が終了しました!